TPP推進意義、再確認。石原担当相、NZ貿易相と会談 <産経新聞2017/2/9>


石原伸晃TPP (環太平洋戦略的経済連携協定)担当相は8日、ニュージーランドのマクレー貿易相と東京都内で会談し、参加各国 がTPP発効を目指して連携し、自由貿易体制を推進していく意義を改めて確認した。トランプ米大統領がTPP離脱を表明したことを受け、参加国の一部から「米国抜き」の発効を目指す意見が出ていることは、議題に上らなかった。


会談後の記者会見で石原氏は、「米国も含め、門戸がオープンであることが大切だ」と指摘。米国の離脱方針に対しては、すぐに対応を決める必要はないとの認識で一致したと説明した。

マクレー氏からは、1月に参加国で初めて、日本が政省令改正も含めた最終的なTPP承認手続きを終えたことに続き、ニュージーランドも近く手続きを完了する方針が伝えられた。

会談では、3月にチリで開かれる米国以外のTPP参加国の会合についても意見を交換。石原氏は参院の予算審議と重なる見込みで 日本の閣僚の出席は困難だとの考えを伝えたという。

TPPをめぐっては、政府は5月にも始まる 北米自由貿易協定(NAFTA ) 再交渉での米国の出方など を見極めながら対応してい く考えだ。