長崎県五島市椛島で行われた、日本初の「燃料電池船」の完成式典に参加しました。会場までの移動は燃料電池車MIRAIにて。





椛島沖では、私が環境大臣時代に命名した浮体式洋上風車「はえんかぜ」が稼動しています。風車で作った電力は、送電網を通じて利用するとともに、余った電気は水素の形で保管します。





一般に、離島などの遠隔地では、化石燃料で船を動かし、化石燃料を運び込んで発電しています。これには大きなコストがかかっています。 水素を利用することのメリットは軽いことです。リチウム電池と比べ、一定の重量からとれるエネルギーが大きく、輸送や船などの移動手段の動力源として適しています。そこで地域の再生可能エネルギーを水素の形で蓄え、運び、使うことにより、地域からお金が出ていかない仕組がをつくることできるのです。
