

- 2017年8月4日
一年半の任期を終えて。
○現在の経済情勢
政権交代後、人口が減少する中でも、GDPは名目で9.1%増加し、水準でも、約540兆円という過去最高の水準となりました。また、第2次安倍政権発足と同時に始まった、息の長い景気回復は現在も続いています。4年半、54か月を超え、「バブル期」を超えて戦後3番目の長さになったといえます。ちなみに、戦後1番目となる最長は、不思議ですが名前がついていないのですが、小泉内閣から第1次安倍内閣・福田内閣にかけてとなる:2002年~2008年の73ケ月、2番目は高度成長期、佐藤榮作内閣における1965年~1970年の「いざなぎ景気」で57ケ月です。
今回の景気回復期の特徴は、国民生活に関わりの深い雇用が安定し、全国的に改善していることです。生産年齢人口が減少している中でも、政権交代後、就業者数は185万人増加し、うち8割以上、152万人が女性の就業者の増加となっています。失業率は3%程度まで低下し、この春、高校や大学を卒業した方々はほぼ全員、98%が就職でき、社会人としての人生をスタートさせました。また、有効求人倍率は、史上初めて47すべての


- 2017年8月1日