マスコミ語録

メディアに掲載された石原伸晃関連記事を以下よりご覧頂けます。

自民党の明日を創る会座談会

体質改善進まねば革命を
YKKは賞味期限切れ
総裁選に候補者擁立も

サンケイ座談会

自民党の体質改善を目指す若手議員有志による「自民党の明日を創る会」の世話人である、石原伸晃、田中真紀子、渡辺喜美の三衆院議員は二十九日までに、産経新聞の企画した座談会に出席した。この中で三氏は、同会が今月二十八日に野中広務幹事長に手渡した、年功序列人事の見直しや国民に開かれた総裁選の実施なとを柱とする党改革の提言が実現されなければ、同会が「党内革命」を起こし、次の総裁選に提言を実行するる候補者を擁立する考えで一致した。同会は今月六日に発足し、ニ氏のほかに河野太郎、平沢勝栄衆院議員ら自民党や保守系無所属の衆参四十五議員が参加。 (発言者の敬称略)

●党執行部に党改革案を提言したが

渡辺喜美:「今の自民党は「国家国民の前に党がある。党の前に派閥がある」という昔のやり方に逆戻りしつつある。われわれは体質改誉に立ち上がった。例えば、提言では『年功序列の人事、派閥均衡の人事はやめよう』、『総裁選は国民に開かれた、国民が総裁選をきっかけに政治参加できるような制度に改めよう』と。とれも実現可能なももばかり。この作質改善の堤言すら実現できないというのであれば、党改革でなくて、党内革命を起こすしかない」

●「党内革命」とは

渡辺:「権力奪取」

●総裁の座を取りに行くということか

渡辺:「当然じゃないですか。だが、今のところはおしとやかに体質改善、党内改革と言っている」

田中真紀子:「だけど、過去の例を言うと、そんなことを言っても『ひとまずはガス抜きし、人事で一本釣りしてガタガタさせちゃえ』となる。そんなことをやろうとしても、今回はそんな甘いことじゃない」

●今回は本気か

石原伸晃:「だってわれわれはがけっふちにいる」

●いざとなると、所属する派閥次元に戻るのでは

渡辺:「そういう体制を壊そうということで立ち上がっている」

●今までにも変革を求める声はあったが、実現しなかった。今回も「若手が騒いでいるだけだ」となるのでは

渡辺:「今のところは、党執行部はタカをくくっているんだと思う。『こんなやつらに何ができるんだ』という感覚でしょう。あとはわれわれの主張がどれたけ国民の皆さんに深く侵透し、共感を得るかにかかっている。永田町では四十五人くらいの集団だか、多くの国民が共感すれば、無視しえない状況が起こる」

●森喜朗氏の総裁就任はたった五人が決めた。森総裁をどうみる

石原:「それはタナボタで、いきなりおいしいおもちをパクッと食べてしまったから、自分の哲学が出てこない。総裁選をやっていれば、自分の政権構想を言わないといけないから、それによって人間が磨かれる。森さんは総裁選に一回も出ていない。そこがかわいそう。森さんはいい人だから。いい人は自分もいい人だと思っているから、記者が悪い人だと言うと、『おれはいい人なのに、なんてお前は悪い人だというんだ』って反応する」

田中:「ハァハァハ。わかりやすい」

石原:「だからとんとん齟齬(そご)が広がっていくんたと思うよ。だから森さんも悲劇。一度総裁選をやっていれば、全然違っていたと思う」

田中:「代議士会が、小渕(恵三元首相)さんが亡くなったときに行われましたよね。私は、候補者はYKK以外にも河野洋平(外相)さんもいるんだから『複数の候補者がいるはずだから、出たい人がいっぱい出て、われわれに選ばせてください』と求めた。その時に、池田行彦総務会長(当時)の答えは、『努力はするが、時間はとれない』という言い方だった。時間なんてあるのに。時間をかけるべき時はたっぶりかけて、責任持ってゴーなんですよ」

渡辺:「森さんはあまりにも準備不足て首相になっちゃった。そのゆがみがあっちこっちに出てきちゃっている。このゆがみを抱えて選挙をやった結果、ボロ負けをした」

●首相の失言もあった

渡辺:「森首相は残念ながら、国民との間に信頼関係を築くことに失敗した。私は選挙前から『森首相には代わっていたたきたい』と申し上げてきた」

●総裁選を求めないのか

石原:「われわれもミスった。四人か五人で(森総裁を)決めたときに、もう少し(総裁選をするべきだと)やればよかった。小渕さんがああいう形て死んでしまうとは思わないから、『じゃあナンバー2でしようがないかな』と思った。もっと『総裁選をやれ』といえばよかった」

田中:「言ったわよ、私」

石原:「失礼しました。今は何もないのに急に『総裁選をやれ』って言ったら、『何を言っているんだ』といわれてしまう」

●参院選は森総裁のもとで戦うことになるが

石原:「参院議員の人は考えるべきた。こんなに言っているのに、参院の人はなかなか仲間に入ってこない。執行部の力が強いから。『公認を外されるのではないか』、『比例順位が悪くなるのではないか』と」

田中:「小渕さんが元気でも、次の参院選は勝つとは思わない。比べたらむしろ森さんは陽性。あの方の言葉でいい。役人の言葉を使ったり、幹事長が『ああせい、こうせい』と言ったりしない方がいい。あの方のキャラクターを出して、それて勝負。『ああせい、こうせい』と言うなら、森さんを代えればいいが、YKKや河野先生や次の人たちは大同小異。みな賞味期限が切れている」

渡辺:「やはりコンコルドだって三十年も乗っていたらヒビが入るわけて、政治家も三十年以上もやると、賞味期限どころかヒビ割れて墜落しちゃう。森さんは三十一年やっているし、小渕さんは三十五年で首相になった。これからはもっと耐用年数が短くなる。とてもじゃないが、この体制では参院選は戦えない」

●期総裁候補として、加藤紘一元幹事長、小泉純一郎元厚相、山崎拓元政調会長のYKKをどう評価する

石原:「二人(田中、渡辺両氏)は」YKKは賞味期限が切れていると言うが、私はまだギリギリのところで残っている気がする。ただ、みんな社長と副社長(派閥の会長)になった‥そうすると物がだんだん言えなくなった。持ち味が死んだ。ただエネルギーはある。だからもう一回くらいは、加藤さんや小泉さんを勝負させたいなと個人的には思っている」

田中:「一人一人はそれぞれいい先生方でいちっしゃると思う。だけど(小渕恵三元首相の死去にあたって、総裁候補として名乗りをあげなかったことは)時代の風を受けて即行動する男気と感性がない」

渡辺:「当たり」

石原:「(総裁選を求めなかったことを加藤氏は)反省しているよ結構、今回は」

田中:「本人、気付いている?」

石原:「気付いている。『今回は失敗した』って」

田中:「どうしていいか分からないんでしょ。浴衣看るのか、ズボンはくのか、ジーパンにするのか。『どうするんだ』、『どこに行くんだ』って。そんな感じだもん」

●渡辺さんはYKKは賞味期限切れだと

渡辺:「この人たちは海部内閣の時に経世会(当時の竹下派)支配に対抗してね、次の次の派閥の領袖(りょうしゅう)たらんとして同志の結束を誓いあった。小渕さんの二回目の総裁選(平成十一年九月)の時に加藤さんと山崎さんが出馬したのは、『やがて小渕さんが倒れるようなことがあれば、次の首相は私たちだよ』という意気込みだったのではないのか。だが、小渕首相が病で執務不能になったときも、自民党が衆院選で大敗を喫したときも何も行動を起こさなかった。それは小泉さんが『森首相に協力してくれ』なんていう話があったのかもしれないが、私に言わせれば見逃し三振が二回」

石原:「ツーアウト。まだスリーアウトじやない」

田中:「要するに国民のことを思っていなくて、永田町で派閥に気兼ねして、どうやって処世術をすればうまく出番が来るのかとみている」

●「創る会」はYKK別動隊だという人もいる

渡辺:「違う、違う」

石原:「電話でも話していないし、会ってもいないよ。加藤さんと私は」

田中:「問い合わせもないもの」

渡辺:「加藤派の人たちが多いからそういう話になるのだろうと思うが、この会を立ち上げるときに、最初に、<p class="interview3"><span>田中:</span>先生が『加藤さんの応接団じゃないでしょうね』と発言されて、そこからスタートしているわけ」

田中:「YKKの皆様が、『実はYKKが裏で糸を引いていると思われた方が得だろう』と思っいいる可能怯はあるなあ」

渡辺:「まだ正式な会の方針として決まったわけじゃないが、この会から総裁候補を出しちゃおうということを話し合っているわけだから、どうして加藤別動隊なのかねえ」

●総裁選の時に「創る会」が推す候補は、会の中から出るかもしれないし、期待感が高まればYKKから出る可能性もある

石原:「執行部に提言した文章に(「創る会」の提言を公約する候補者を押し上げると)書いてある」

●この人が総裁にいいと思う人は

渡辺:「わが会は人材豊富で、<p class="interview3"><span>田中:</span>真紀子さんだって世論調査をすれば首相にしたい人のナンバーワンになる。それから石原伸晃さんは押しも押されもせぬ自民党若手のホープ。塩崎恭久さんもいる」

田中:「自分はどうなのよ」

渡辺:「まあ、それは・・・。塩崎さんはバーチャル総裁選で四十万票もとった。それから『だれも出なければ僕が出ます』って言い続けている河野太郎さんもいるしさ。この前、テレビをみていたら、伸晃さんのおやじさん(石原慎太郎・東京都知事)が出てきて.『自分が出てもいい』ようなことを言っているしね。今はだれだと決める必要はない。そういうタイミングが到来したら決める」

●石原さん。石原都知事が総裁となる可能性は

石原:「あるかもよ。ないかもしれないけど。この前、テレビをみてびつくり仰天して「東京都はどうなるんだって」

田中:「実は(「創る会」の)糸を引いているのは一番身近にいたりして(石原都知事のこと)」

●田中さんからみてこの人がいいという人は

田中:「いませんね」

●いずれは皆、派閥を離脱して「創る会」の活動をするのか

石原:「そうしたらそれが派閥になっちゃうじゃない。派閥に籍のない人もいる。私のように涯り鳥もいる」

渡辺:「私のように派閥に籍だけを置いている人もいるし」

●民主党の若手との連携は

田中:「要するにバーシヤル(部分)連合ですよ。価値観が多様化しているからね。私たちは政策ベースで『社会保障はこの党のここと一番近い』とかね。『国防問題はここがいいじゃない』というのがある」

石原:「議員立法を出してね、民主党の方がいい法案だったら乗る時代だもの、今は」

●民主党の「ダッシュの会」との連携はひとまず無理のようだが

石原:「焦らない。新問に載ると、やれなくなるものもあるんだよね」

(敬称略)

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