コンパス

石原のぶてる's オピニオン・羅針盤(コンパス)

平成14年11月号
磨斧作針(まふさくしん)の心構えで!

磨斧作針(まふさくしん)の心構えで!

さる十月十八日、第一五五臨時国会が幕を開けました。引き続き行政改革・規制改革大臣として国会に臨むにあたり、改めてその責任の重さを痛感しています。今国会には、昨年決めた計画に基づき、四九の特殊法人を廃し、七つを民営化、また新たに三八の独立行政法人を設置する法律を審議する特別委員会が設置されました。

委員会の審議は既に始まっていますが、特殊法人を独立行政法人化する際は、統廃合により数を減らすだけでなく、明確な目標を定め、それを達成したかどうかを第三者が評価し、責任を明確化します。また民間並みの会計システムを導入し、情報を公開させ、役員の数も三割以上削減します。もちろん、これで全て解決、とはいきませんが、これまで国民の眼の届かない所で、役所の論理によって運営されてきた特殊法人に、初めて本格的にメスを入れるのが可能になったのです。

もう一つ、マスコミの注目を集める道路四公団の民営化は、年末までに結論を出します。私も地方での一日委員会に出席しましたが、どこも道路を作ってくれの大合唱でした。しかし、公団の借金はすでに四十兆に達しています。それは、国民の郵便貯金や簡易保険からの借金です。これ以上借金して、返せなくなれば、困るのは国民の皆さんです。だからもう借金はできません。そう言うとみな黙ってしまいます。私達の子供達に借金のツケをまわさないためには、いま立ち止まるしかないのです。

唐の時代、後の詩仙・李白は学問に疲れ、志半ばで故郷へ帰る途中、道端で斧を磨く老婆に逢いました。何をしているか尋ねると斧を磨き針を作るとの答え。李白はその忍耐に感銘し、師のもとへと引き返しました。どんな困難な改革でも、斧を磨き針を作るより、難しくはありません。粘り強く事にあたれば成せないことはないのです。私は、この改革を、磨斧作針の心構えをもって完遂します。引き続いてのご支援をお願いします。

杉並区議会初の女性議長
梅田ひさえ議長に聞く。

石原:初の女性議長ということで、議会や町の反応はどうですか。

梅田:就任当初は特に気にしていませんでした。でも「62代にして初の女性」と皆さんに言われるので、やはり意識しますね。初の女性議長というのは確かに名誉なことですが、あまりそれにとらわれずにやっていきたいと思います。

石原:最近では議長のお住まいの和田や、泉南で区の施設が障害者対応になるなど、バリアフリーへの試みが広がっていますね。

梅田:そうですね、議員になる以前から私が関わってきた和田小学校も、バリアフリーを基本に改築されました。当初は学校と地域の人が別々に利用していましたが、最近は囲碁やフラダンスなどを通じ、生徒と障害者、高齢者の間の交流が行われています。

石原:今後議長としてこれだけはやりたいというものはありますか?

梅田:いまはまだ、車の中で次の会合の挨拶を覚えるような慌しさで、日々の日程に追われています。10月3日に男女共同宣言都市のサミットを杉並で行いました。男女共同参画といっても色々な考えを持つ方々がいます。議会の中で、本当の男女共同参画とは何かという議論が出来ればと思っています。

石原:何にでも一歩先んずる杉並区でありたいですね。議長から私にも一言頂けますか。

梅田:厳しい不況の中、地域経済を活性化させる為のアドバイスはありますか。

石原:いま「特区」という試みにチャレンジしています。例えば、都市再生のために、特定の地域で規制を緩めたら民間の企業が5兆円も投資しました。税金を使わなくても、経済波及効果は大変なものです。また面白いアイデアとして、群馬県太田市では全部の授業を英語でやろうとしています。

梅田:教育といえば、地方分権の一環として、人事面も含めてそれぞれの区の教育委員会が決定できるようになればいいと思いますが、いかかでしょうか。

石原:実は今回の特区法の中で、議長のおっしゃることを実現します。他にも学習指導要領にとらわれない独自のカリキュラムや、小中一貫教育などもできるようになります。

梅田:そうですか、大臣にはみんなが期待しています。頑張ってください。

石原:今日はありがとうございました。

構造改革特区とは?

日本中に張り巡らされた役所の規制の網。この網が民間の自由な発想を阻み、経済を硬直化させる一つの原因です。しかし、権限を失うことを恐れる役所は、様々な理屈をつけては、規制改革に反対します。そこで考えられたのが、構造改革特区。特定の地域で試験的に規制を撤廃しようというわけです。そして、各省庁の抵抗を打ち破るため、総理を本部長とする推進本部が設けられ、石原も副本部長として特区構想を推し進めています。

特区のもう一つの特長は、地方自治体から「こんな規制を止めて欲しい」というアイデアを募集したこと。杉並を含め249の地方公共団体や民間事業者から、426項目に及ぶ提案が寄せられました。それをもとに、今国会に、24時間365日オープンの港を可能にする国際物流特区や、株式会社による農業経営ができる農業特区、などを盛り込んだ特区法案が提出されました。

今後はこれらの特区を一つずつ具体化するとともに、更に来年1月15日までに新たなアイデアを募集し、プログラムに盛り込んでいきます。おカネをかけずに、地方のアイデアで経済を活性化しようという特区をいかに実現するか、引き続き石原の手腕に注目が集まっています。

石原のぶてる後援会青年部
強い意思の会発足

子供達の世代に、私達の借金のツケを払わせるわけにはいかない。戦後五十年の間に行政についた贅肉をいま削ぎ落としておかなければ、そのチャンスは二度とこない。そんな思いで、石原はいま行政改革・規制改革に汗を流しています。

しかし、様々な規制や特殊法人は役所の権力の源泉。石原の改革を応援する勢力は、霞ヶ関にも永田町にもごく少数です。国民の皆さんの応援だけが支えなのです。

国政の改革に邁進する石原を、強い意志を持って応援していこう。杉並区の有志の方々によって、強力なサポーターが結成されました。

9月14日にはその第一回会合が開かれ、代表からは「石原さんには地元のことは心配して欲しくない。今はこの国の将来のことだけを考えて欲しい。杉並のことは自分達に任せて、後顧の憂いなく強い意志を持って改革にあたって下さい。」と激励の言葉が寄せられました。

発会式の後は、全員で野球観戦。今後もこうした行事を通じ、石原とサポーターの皆様の交流を図って参りたいと思います。

ぜひ皆さんも参加してください。お問い合わせは阿佐谷事務所まで。

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