月別アーカイブ: 2013年6月

沖縄科学技術大学院大学(OIST)

シンポジウムの会場となった沖縄科学技術大学院大学(OIST)を視察しました。

OISTは教員も学生も半分以上が外国人で、世界最先端の教育と研究は、全て英語。毎年約20名の学生が入学し、世界トップレベルの研究者による指導の下、様々な研究が行われています。

時間が限られていたため、研究成果のほんの一部しか見ることはできませんでしたが、日本が今後、世界に羽ばたいていくための種子が、着々と育っていることを実感しました。「様々な分野の研究者が、お互いにアイデアを出し合って研究を進めていく、そんな自由な環境を作りたい」 ドーファン学長の言葉には力がこもっていました。

研究成果をうかがいまいした

研究成果をうかがいまいした

OISTキャンパスを歩く

OISTキャンパスを歩く

ドーファン学長と

ドーファン学長と

島国まるごと支援

環境省の主催で、地球温暖化防止とサンゴ礁の保全について話し合う国際会議を開催しました。今回は主に世界中の島国に参加を呼びかけました。

島国は、資源に乏しいこと、水が不足しがちなこと、ごみ処理が難しいことなど、共通する課題を持っています。そして、日本はそれらの課題を克服してきた歴史と技術を持っています。ですから、私からはシンポジウムの冒頭、島国共通の課題を島国・日本が持っているノウハウで解決していく、「島国まるごと支援策」を提案し、参加者から賛同を頂きました。また、スピードの今井絵理子さん、涌井史郎先生との公開討論では、温暖化防止についての議論で盛り上がりました。

プレゼンテーションの模様

プレゼンテーションの模様

皆さんと

皆さんと

スピードの今井絵理子さん、涌井史郎先生との公開討論

スピードの今井絵理子さん、涌井史郎先生との公開討論

島国「まるごと」支援についての説明

島国「まるごと」支援についての説明

モルディブと温暖化防止で合意

環境省が提案する「二国間クレジット制度」を日本とモルディブとの間で始めることで、両国が合意し、私とモルディブのマリアム・シャキーラ環境エネルギー相とで合意文書に署名しました。

二国間クレジット制度では、日本が温暖化防止に関する技術を相手に提供します。その結果、相手国において温室効果ガスの排出が削減されれば、その分を日本の貢献分として認めてもらうのです。今回の合意はモンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニアに続く五カ国目で、モルディブでは、海洋深層水をくみ上げて冷房に活用するなど、すでに具体的な調査や検討が始まっています。

マリアム・シャキーラ環境エネルギー相と

マリアム・シャキーラ環境エネルギー相と

合意文書に署名

合意文書に署名

慶良間諸島

12年ぶりに慶良間諸島、座間味村と渡嘉敷村を訪れました。
当時はまるで焼け野原のようだったサンゴ礁は、着実に再生していました。地元の皆さんの、美しい海を守ろうとの強い決意には頭が下がります。

慶良間諸島は美しい海と、自然を持ち、様々なサンゴが生息し、沖縄のサンゴの生まれ故郷とも言われています。そのため、環境省では慶良間諸島を新たな海の国立公園に指定するための検討を始めています。久しぶりに訪れた慶良間の海は、国立公園となるに十分な環境を備えていました。中央環境審議会での審議を経て、来年早々にも慶良間を新たな国立公園としたい、そう願っています。

座間味島を歩く

座間味島を歩く

座間味島から眺める海

座間味島から眺める海

座間味で出迎えて頂きました

座間味で出迎えて頂きました

渡嘉敷村役場前で皆さんと

渡嘉敷村役場前で皆さんと

太鼓の出迎えも

太鼓の出迎えも

渡嘉敷島から眺める海

渡嘉敷島から眺める海

サンゴ再生プロジェクト

サンゴは、海水温度の上昇や、オニヒトデの大量発生、水質汚濁などによって、大きな被害を受けています。

沖縄県恩納村で、そんなサンゴの回復や保護のために活動しているのが「チーム美ら(ちゅら)サンゴ」。2004年から、養殖したサンゴの苗を、ボランティアのダイバーの手で海底に植えています。その養殖の現場を見せて頂きました。五島列島でも、今まではいなかったオニヒトデが発生し、サンゴを荒らしている状況と、その駆除に立ちあがった地元ダイバーの活動を見てきました。

人が環境を変えたことで、サンゴが危機に瀕しています。だからこそ、サンゴの再生は人の手によって行わなければなりません。長い時間をかけ、ようやく再生しつつあるサンゴに、その努力の重さを感じました。

養殖の現場

養殖の現場

サンゴを手に

サンゴを手に

「チーム美ら(ちゅら)サンゴ」の皆様と

「チーム美ら(ちゅら)サンゴ」の皆様と

斎場御嶽(せいふぁうたき)

斎場御嶽(せいふぁうたき)は、2000年に国内で11番目の世界遺産に指定されました。
御嶽(うたき)とは、「聖地」のことで、斎場御嶽は琉球発祥の地とも言われる、琉球王国最高の聖地です。最も奥まった拝所である三庫理(さんぐーい)。巨大な岩が形作る三角形の空間を抜けると、東の海の彼方に、神の島「久高島」を望むことができます。
あの島影から朝日の上る様を想像し、自然と頭の下がる思いでした。

岩が形作る三角形

岩が形作る三角形

最も奥まった拝所

最も奥まった拝所

皆様と記念写真

皆様と記念写真

漫湖水鳥・湿地センター

那覇から車で15分。漫湖水鳥・湿地センターに伺いました。

貴重な生態系を残す湿地として、漫湖は1999年に国内で11番目のラムサール条約湿地になりました。センターのすぐ裏から、木道がマングローブ林を抜けています。センターの運営にボランティアとして協力してくれている鏡原中学のエコクラブの皆さんと、木道から湿地の生物を観察しました。

日常生活の中に、自然や環境が無理なく溶け込んでいる。センターがそんな中学生の皆さんの拠点となってほしいと願います。

木道を歩く

木道を歩く

センター前にて

センター前にて

エコクラブの皆さんと

エコクラブの皆さんと

石炭火力発電所

横浜市磯子にあるJパワーの石炭火力発電所を見せて頂きました。

「石炭を燃やす」と言えば、黒い煙がもくもくと…と思いがちです。しかし、この発電所は石炭を極めて高い温度で燃やすこと、また様々な技術で煙から有害物質を取り除くこと、を世界最高の技術で実現し、高いエネルギー効率と環境にやさしい石炭発電を実現しています。それでもLNG発電に比べれば約二倍のCO2を出すことは、忘れることはできませんが、石炭発電技術の素晴らしい進歩には感動しました。

横浜市の厳しい規制と、それをクリアしようとする技術陣の真摯な努力が生んだ、まさに日本の環境技術の結晶です。

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富士山 世界文化遺産登録

関係者の皆さんのご努力により、富士山が世界文化遺産に登録されました。
世界遺産に指定された地域のうち、約99%は「富士箱根伊豆国立公園」の中にあります。当然、その所管は環境省。そこで、①富士山を見られる展望施設の整備。②五合目周辺の「富士吉田口・御中道(おちゅうどう)」や「須走口(すばしりぐち)・小富士散策路」など日帰りコースの整備。③山小屋トイレへの支援。④ガイドブックやインターネットにより、国内外へ富士山の魅力を発信。⑤レンジャーの増員など保全体制の充実、など様々な形で富士山の魅力を向上させていきたいと思います。

記者会見の模様

記者会見の模様

区割り法案成立

衆議院の選挙区割りを見直す法律が成立しました。
憲法の規定により、衆議院で可決成立した法案が参議院に送られた後に否決、または60日たっても採決されない場合、衆議院が3分の2をもって再可決すれば成立します。

今回の法律は、5年ぶりにこの規定により成立しました。今回の「0増5減」法は、福井、山梨、徳島、高知、佐賀の5つの県で定数を1ずつ減らし、一票の格差を最高裁が「合理的」とした2倍未満に縮小するものです。

ただし、皆さんご注意ください! 選挙区が変更されるのは、この5県に加え、青森、岩手、宮城、茨城、千葉、東京、神奈川、鳥取、和歌山、愛媛、長崎、熊本の17県、42の選挙区に及びます。

詳しくは総務省のホームページにてご確認ください。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000215085.pdf

区割り法案成立の報道

区割り法案成立の報道